穏やか じゅんや

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日本のモノづくりはDXでどう変わっていくのか?③

「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の活用で、モノづくりが変革し、新ビジネスの開発、既存ビジネスの生産性向上、コスト削減、が期待されています。
問題は、どうしたら活用できるのか?です。

こんにちは。穏やかな暮らしを育んでいる「じゅんや」です。

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前回記事の続きとなります。

jun8tana.hatenablog.com

  jun8tana.hatenablog.com

 

なぜDXの取り組みに失敗するのか?

AIやIoTを活用することで、新しいビジネスを生んだり、既存のビジネスでも生産性向上とかコスト削減などの効果が期待されています。
ただし、AIやIoTを導入しても、効果を発揮せず失敗するメーカもあるそうです。
せっかく導入しても使われないとか、導入しても効果を発揮しないとか。

なぜ、失敗してしまうのか?

僕の経験、異業種交流の場、講演で聞いた話などから考えてみました。

jun8tana.hatenablog.com

 

ひと言でいうと、組織に「改善の風土」が無いからです。

AIやIoTを活用することは、既存のやり方を変えるということ。
改善の風土が無いのに、AIとかIoTを導入したところで、既存のやり方が変わるとは思えません。
改善というのは、マニュアル通りに作業していては進みません。
何を目指すのか?それを明確にする。
そして、それに向けて五感を使って判断し、巧みにやり遂げる力が必要なのです。

どんな失敗があるのか。
いくつかパターンがあるので見ていきます。

即効性を重視する

失敗が許されない

確実を求めてしまう。
これは、日本特有の様です。

期待通りに出来て当り前の状態。失敗が許されない。

新しいことを始めようとすると、抵抗する人が多い。
失敗したらどうするの?
それって、製品化につながるの?儲けにつながるの?
その程度の効果では、投資できないよ。
などなど。

新しい取り組みには時間とコストが掛かります。
それを許容してもらえない。

これでは、誰も新しいことに取り組もうなんて、思わなくなりますね。
改善の風土が無くなります。

目の前のことしか見えていない

現状の困りごとを聞き、それを改善することなら認めてもらえるのでは?
そう考えて取り組んだこともあります。

ところが、要求がコロコロ変わるのです。
これでは、改善に取り組んでいる途中で必要なくなってしまう。

目に見えている困りごとなんて、表面的な問題です。
根本原因ではない。だからどんどん変わってしまうのでしょう。

ひどい場合は、自分たちと同じやり方で手伝って、なんてことも。
単に労働力として手伝って欲しいということ。
目の前のことに追われて、改善する余裕がないのです。

目の前の問題を即効性を持って改善するなんて、AIやIoTを導入しても出来ないと思います。

現状維持したい

そもそも、現状に困っていない、というパターンもあります。
現状では問題なく運用できており、誰も困っていない。
だから変える必要はない、と思っている。

ちょっと不便だけど、現状で手一杯になっている。
だから新しいことには対応したくない。
現状のやり方を変えたくない。
確かに、その方が楽。失敗も少ないです。

こんな組織風土だと、改善しようとすれば猛烈に反対されるのが目に見えています。

僕自身、新しい機器を導入し、活用しようとしたことがあります。
でも、みんな乗り気ではない。
今までのやり方を変えたくないから、この機器を使いこなそうとしない。
一生懸命に、この機器は役に立たないという証拠を集めてきます。
(僕の考えがズレていた、という可能性もありますが)

他人事

改善に取り組んでも、旗振り役だけが苦労している、というパターンも多いようです。
みんな、余計な仕事が増えたと思って協力してくれない。

ひどい場合は、その旗振り役の人すら、上から言われたからイヤイヤやっている、なんてこともある様です。

上の人が乗り気で無いパターンもあります。
やりたいと言うからやらせているだけ。
そんな場合、ネガばかり指摘してきます。
上手くいかなかったら、ほらみろ、という感じ。

改善の風土をつくるには?

IoTの活用がうまく行っているホンダやマツダ
自動車メーカは改善の風土が根付いていると思います。
巧みにやり遂げる腕前を持った人材が豊富。
だから上手く導入できたのでしょう。

では、どうしたら改善の風土が根付くのか。
僕自身、具体的にどうしたら良いのかわかりません。
ただ、方向性は見えてきた気がします。
それは、「夢のあるビジョンを共有する」です。
ありきたりですが、やっぱり大切なんだなという結論。

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目の前の短期的な課題解決では、要求がコロコロ変わってしまう。
コロコロ変わらない、中長期的な方針や目標が必要です。
理想の姿を明確にすること。

これが無いと、時間やコストの掛かる改善を成し遂げられないのでは?
また、方向性を誤ると、改善活動自体がムダになっている、なんてこともあり得ます。

そして、夢があること、意義があること。
これがハッキリしていて納得していないと、みんな取り組もうなんて思わないでしょう。
誰かに、あれやれ、これやれと言われても能動的に動かない。

それぞれ価値観が違うので、難しいことだとは思います。
でも、意見の違いは、より深い理解のチャンスと言われています。
なぜそうなのか理由を聴き、お互いの理解を深める。

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人を変えることは出来ないと言われています。
自分を変えるしかないです。
自分に出来ることにコツコツ取り組むしかないですね。