穏やか じゅんや

穏やかな暮らしを育むブログ。家族を大切にし、読書、手帳を使って自分を磨き、人生を楽しむ!

「家族という病」への処方箋

「家族という病」を知っていますか?
そもそも、家族という病とは何か?
その処方箋はあるのか?
僕なりの考えをまとめてみました。

こんにちは。穏やかな暮らしを育んでいる「じゅんや」です。

f:id:jun8tana:20190413065703j:plain

「家族という病」というのは、下重暁子さんの著書のタイトル。
日本人は、家族という病にかかっている、という内容です。

家族という病 (幻冬舎新書)

家族という病 (幻冬舎新書)

 

 

「家族という病」とは

本書の内容をまとめると、「家族という病」とは、次のようなものです。

自分の家族のことを知らない

多くの人は、家族についてわかったつもりになっている。
家族を失った後で、何も知らなかったことに気づく。
家族が何を考え、感じているのか確かめたことはありますか?

一方で、何でも知ろうとするのも違う。
それは相手を理解していない。
知らなくてよいこともあるし、知られたくないこともある。
子は親に心の中を知られまいとする。
家族だからこそ、打ち明けられないこと、言いたくないこともある。

家族とは空気のようなもの。
在るのが当たり前になって、家族と向き合うことを放棄していませんか?

家族だから許されると思っている

家族なんだから、何でも許されると思ってしまう。
家族だって、一人ひとりの考え方や自分との違いがある。
自分の家族だからと、余計な期待をしてしまう。

実際には自分の期待通りにならなくて、不満を抱きやすい。
家族は自分と近いだけに、いったん憎しみが湧くと憎悪は大きくなる。
そして、許すことができなくなってしまう。

(余談ですが、不満を抱かないためにはどうすべきか?以前、記事にしました。興味あれば、参照ください。)

jun8tana.hatenablog.com

 

家族に依存しすぎている

家族とは、こうあるべきというものに縛られすぎている。
日本人の多くは、自分なりの価値基準がない。
だから、周りと同じになることで、人並の暮らしだと安心するのだろう。

例えば、
家族の為に自分を犠牲にする。それが美徳とされている。
親はもっと自分の為に生きても良いのでは。
親は無くとも子は育つ。
子にしたら、窮屈なだけかもしれない。

また、孤独死は悲惨なものと受け取られる。
独居は本当に悲惨なのか?
本人は一人の暮らしを楽しんでいたかもしれないのに。

「家族という病」への処方箋

人それぞれ、心地よい家族の在り方があると思います。
一緒にいるのを好む人とか、距離を置くのが心地よい人とか。
唯一の答えはありません。
ここでは、僕なりの考えをまとめてみます。

「家族という病」への処方箋。
ひと言でいうと
家族=都合のいい存在では無く、自分の居場所
です。

自分にとって都合が良いだけの関わり。
それだと、家族であっても心が離れてしまうかも。
逆に、自分が相手にとって都合の良いだけの存在だとしたら?
これも、自分が不満や憎しみを抱いてしまう。
家族を「都合のよい存在」にしているのが「家族という病」ではないでしょうか。

家族とは、自分の居場所です。
自分が居てもいい場所。
血のつながりは関係ないと思います。
一緒に住んでいる必要もありません。
相手が認めてくれる、受け入れてくれる存在になること。

それには、努力も必要でしょう。
家族に甘えすぎない。自立していること。
世間のこうあるべきという家族像に縛られる必要もありません。

本書の感想

下重暁子さんの「家族という病」という本。
正直、読んでいて気持ちの良い本ではありません。
何だか著者の愚痴を延々と読まされている印象でした。

ああ、それわかるな、という部分もあります。
例えば、何かと気にかけてくる親をうっとうしく思う気持ち。

一方で、筆者の意見に賛同出来ない部分もあります。
なんでそこまで家族を避けるのか?理解できませんでした。

最後の方に、
「家族というよけては通れぬものの中にある哀しみに気づいてしまった」
と書かれていました。
家族を失うのが怖かったから、避けていたのでしょうか。
著者自身もわからず、苦しんでいたのかもしれませんね。

本書を読み、家族とは何なのか?
なかなか自分なりの考えがまとまりませんでした。
家族とは、とても奥の深いことだと認識しました。
家族って、難しいですね。

この本に関する関連記事も書きました。↓

jun8tana.hatenablog.com