穏やか じゅんや

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OODAループとPDCAサイクルの違い

仕事の基本はPDCAサイクルだ、そんなことを教えられてきました。
ただ、最近はOODA(ウーダ)ループが良いとの話を聞きます。
PDCAとOODAは、どう違うのか?
それをまとめてみました。

こんにちは。穏やかな暮らしを育んでいる「じゅんや」です。

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OODA(ウーダ)ループを適用することで、ムダな仕事が減り、前例踏襲ではなく新しいことに取り組める。
日本企業にありがちな問題を解決する理論です。

前回記事に書いたように、OODAループへの興味が増してきました。

jun8tana.hatenablog.com

 


十分に理解できていないため、以下の書籍を参照しながら基本的な知識をまとめてみました。

「すぐ決まる組織」の作り方(入江 仁之)

「すぐ決まる組織」のつくり方――OODAマネジメント

「すぐ決まる組織」のつくり方――OODAマネジメント

 

 

OODA(ウーダ)ループとは?

OODAループとは、アメリカ海軍のジョン・ボイド大佐が開発した戦略理論。
朝鮮戦争における空中戦で大きな戦果をもたらしたそうです。
軍事に限らず、あらゆる分野に適用できる戦略の一般理論といわれ、欧米のビジネス界でも基本戦略として採用されているとのこと。

実は、人間なら誰もがOODAで思考しているそうです。
OODAとは、相手の思いを探り、相手の心をどんな状態にしたいか決めて行動すること。
ビジネスでは、顧客の世界観を把握し、顧客を感動させ、心を動かすことが目的となります。

OODAループの大雑把な流れ

Observe みる

状況を把握する。
ニーズ、市場の変化を把握する。
自分の置かれた状況を把握する。
など

Orient わかる

ここが最も大切なところ。
自分の世界観をもち、「相手の世界観」を解明する。
相手が何を望んでいるのか理解すること。
つまり、「顧客本位の発想」です。

同じものを見ても、人によって捉え方が違います。
これは、人によって世界観が違うため。
よって、自分の思い込みを無くす必要があります。
思い込みを持っていることを認識し、ものごとを見ることが大切になります。

Decide きめる

どう行動するか決める。
いくつかの選択肢を考えて、じっくり選ぶのではありません。
すぐ決めるのです。
仮設で構わないので、どうするか決めます。

これは「直観(Intuition)」による意思決定。
勘とかひらめきの「直感(Inspiration)」とは違います。
ここは少し分かりにくいところです。

ベテランになって、初めてできること。
最初はあれこれ考える必要があります。
それを続けることで、やがて無意識に適切な判断ができる状態になるそうです。

例えば、自転車に乗るのと同じ。
最初は練習が必要です。でも慣れれば無意識に乗れるようになります。

Act うごく

実行します。
仮設であれば、その検証です。

Loop みなおす

動いたあと、もう一度「みる」に戻ります。
失敗だったら、世界観を見直します。

PDCAとOODAの比較

PDCAは、ある程度やり方が確立された生産現場を管理するツールとしては効果的と言われています。

  • Plan 計画
  • Do 行動
  • Check チェック
  • Action 改善

を繰り返します。

計画(P)は、想定される範囲で考えてしまいがち。
想定外のことまではカバーできません。
あらゆる可能性を考えていたら、キリがないからです。
僕もここで苦労していました。
計画に時間を掛け過ぎてしまう原因ですね。
特に、人の感情なんて分析するのは難しいです。

チェック(C)は、計画に沿って実行できたかどうか。
改善(A)も、想定した効果がなければ他の方法に変えるというもの。
計画自体が間違っていることまでは、想定していません

つまり、
OODAは想定外を前提
PDCAは想定外を前提としない
という違いがあります。

何でもOODAでは無い

OODAはカバー範囲が広いから、PDCAをやめてOODAにすれば良い、という訳でもありません。
OODAとPDCAは補完関係にあります。
状況に応じて組み合わせて使うことが大切。

僕は技術者なので、直観で決めてしまうことに違和感があります。
理屈をしっかり考えて進めないと、かえって遠回りになることが多いです。
過去の知見を参考にすることで、同じ失敗を防げます。

OODAとPDCAは補完関係にあると知り、少し安心しました。
科学技術的な検証、生産現場の品質管理などには、やはりPDCAが良い。
これらは、想定の範囲内だからです。

設計でも、どうなるか読めない現象に対しては、最初はOODAで進める。
ある程度、予測が立つようになったらPDCAへ切り替える。
そんな使い方が良いのかな、と思いました。

今回の内容をひと言でまとめると
「想定外はOODA、想定内に入ったらPDCA
です。

次回、OODAループを使うには、何が必要かをまとめてみます。

次回記事はこちら↓

jun8tana.hatenablog.com