穏やか じゅんや

穏やかな暮らしを育むブログ。家族を大切にし、読書、手帳を使って自分を磨き、人生を楽しむ!

1on1とは経験を成長につなげる手段

1on1(ワンオンワン)という言葉を聞いたことがありますか?
上司と部下の1対1の面談ということしか知りませんでした。
普通の面談と何が違うのか?
何を目的としているのか?
理解を深めるため、書籍を読みましたので紹介します。

こんにちは。穏やかな暮らしを育んでいる「じゅんや」です。

 

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僕が1on1を知ろうと思った理由は、1on1を活用し、より良い仕事をしたいからです。
仕事は一人ではできません。
周囲との協力が欠かせない。
でも、そこを上手くやっていくのが難しい。

ヒントを得たくて
「ヤフーの1on1」(本間 浩輔)
を読みました。

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

 

 

今回の学びをひと言でいうと
「1on1で経験を成長につなげ、より良く働く」
です。

1on1とは?

1on1とは、上司と部下の定期的な一対一の対話です。
週に1回、30分程度が基本。

1on1で何を話すのでしょう?
この本を読むまでは、キャリアについて話すという認識でした。
普段の面談では話さないような、個人の考えを話あうのかな?と思っていました。

1on1とは、本書の表紙に書いてある通り。

  • 部下を成長させるコミュニケーションの技法
  • 週1回、30分の「部下のための時間」が人を育て、組織の力を強くする

1on1の目的は?

何のために1on1をやるのでしょうか?

本書を読み、「部下の為に行う面談」だということを知りました。
仕事の成果を求めて実施するのではなく、「部下の成長のために実施する」というのが目からウロコでした。

1on1は「経験学習の促進」と「部下の才能と情熱を解き放つ」ことを目的としています。
部下が成長し、部下との信頼関係が築ける。
その結果、職場がより良くなります。

つまり、チーム力を高めること。
仕事の成果を出す能力を磨くことです。

1on1活用のポイントは?

2つのポイント

1つ目のポイントは、対話の後、部下が「話して良かった」と思えること。
2つ目のポイントは、「経験学習サイクル」を回すこと。

そのために、部下に十分に話をしてもらいます。

  • 傾聴。部下の話を最後まで聞く
  • 上司は先に自分の考えを言わない
  • 行動で終わる。今回の学びを次にどう活かすか決める。

など。
本書には具体例を含め、詳しく記載されています。

「うまくやれば、業務時間のすべてが研修になる。」
という言葉が印象的でした。

なぜ、毎週やるのか?
この言葉から、その答えがわかりました。

経験学習サイクルとは

「7:2:1」の理論というのがあるそうです。
これは、人の成長を決める要素の比率。
 7割は「仕事経験から学ぶ」
 2割は「他者から学ぶ」
 1割は「研修や書籍から学ぶ」
だそうです。

理論よりも、仕事経験が重要だということ。
確かに、自分が経験しないと成長しません。

ところが、経験しても成長しない人がいる。
それは、経験を学習に変換するアクション(振り返り)ができないからだそうです。

1on1は、経験を学習に変換するための手段となります。

僕は、なかなか上手く後輩を育てられていません。
それは、「理論」を理解してもらおうとしたのが原因かも。
理論に気づいてもらうのではなく、自身の経験から気づいてもらうこと。
それが欠けていました。

経験から学習するサイクルは以下です。

  1. 「具体的経験」
  2. 「内省」
    自分の経験を振り返る
  3. 「教訓を引き出す」
    持論化、概念化
    経験を学びに変える
  4. 「新しい状況への適用」
    持論・教訓を活かす。
    学びを実際に試してみる。
    上司は、その場を提供する。

これを繰り返し、学びを活かせたのかチェックする。

とても参考になりました。

具体的な方法

本書には、いろいろなことが書かれています。
その中から、「三つの働きかけ」について紹介します。
どう部下に働きかけるのか、三つのパターンがあります。
これを使い分けると効果的に進められるそうです。

  1. コーチング」
    質問によって、部下が自力で答えを見つけるためのサポート。
  2. ティーチング」
    コーチングとの使い分け。
    自分で答えを見つける必要のないことは、教えてあげる。
    例えば、社内手続きなど。
    そんなの、自分で考えろと言ってもわからないですからね
  3. 「フィードバック」
    耳の痛いことを部下にしっかり伝え、成長を促す。
    周りからどう見えているのか教えてあげる。
    確かに、自分では気づけないこと多いと思います。

◇自分は、どう活かす?

1on1で振り返り、経験を学びに変換する

1on1は、部下の成長のために実施するもの。
そうであれば、僕自身は、部下を成長させるためのスキルを磨くことに取り組むべきですね。
「壁打ち相手になってあげる」という言葉が印象的でした。
部下が自分の考えを整理するための手助けをする。
部下は自分の経験から、自分で教訓を引き出せるのです。

まずは、1on1をやってみること。
ちょっとした打合せの場でもいいから、1on1みたいなやりとりを意識するだけでも良いかもしれません。
経験してみて、振り返り、再び本書を読めば、新たな気づきがありそうです。

また、部下と話をすることで、僕自身にもフィードバックが得られるような気もします。
僕が相手からどう見えているのか、見えてくるかもしれません。

1on1で経験を成長につなげ、より良く働く

部下が成長することで、結果として自分の仕事も楽になる。
組織として良い仕事ができるようになる。
そして業績が上がる、という効果につながるのでしょう。
すぐに成果が出るものではないと思います。
でも、チーム力が上がれば、一人ではできない成果が生まれるはずです。

以上、1on1について、とても参考になる本でした。