穏やか じゅんや

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平和のために、経済的な豊かさを求めるべき

人類の歴史は、「お金の量」で作られてきた。
マクロで見れば「経済」と「歴史」には密接な関係があります。
お金が無くても平和で幸せに暮らす、というのは長続きしないようです。
どういうことなのか、まとめました。

こんにちは。穏やかな暮らしを育んでいる「じゅんや」です。

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「経済」と「歴史」には密接な関係があることは、この本を読んで知りました。
「経済で読み解く日本史」(上念 司)

経済で読み解く日本史 室町・戦国時代

経済で読み解く日本史 室町・戦国時代

 

 

その内容を一部紹介します。

経済と歴史は密接に関係している

歴史を振り返ると、「お金の量」で豊かさが決まっています。

どういうことか?
「お金の量」と「モノ」のバランスで、経済の先行きが決まります。
それが歴史にも影響してきたのです。

①お金の量 > モノ
この場合は、モノ不足。
物価が上がり、インフレとなります。
ただし、お金があればモノが売れる状態。
モノに対してお金が十分に供給されれば、経済的に豊かになっていきます。

②お金の量 < モノ
この場合は、お金不足。
モノがあっても、それを買うお金が足りない状態。
よって物価は下がり、デフレとなります。
モノが売れなければ、経済的に貧しくなっていきます。

モノは日々増えていく。
その理由は、人間は日々成長しているからです。
人類は、少ない労力で同じ結果を得られる工夫を続けてきました。

マクロで見れば、毎年2%程度は賢くなっているようです。
つまり、毎年2%ずつモノの生産が増えている。
モノの生産が増えれば、取引量は増大する。
決済に必要なお金の需要が増すということです。

それに対して、お金は人為的に刷らないと増えません。
放っておくと、お金よりモノが増えていくため、デフレになりやすいのです。

昔、お金は金、銀、銅で作られていました。
新たな鉱山が見つかれば、お金が増えて好景気。
埋蔵量が底をつけば、お金不足で不景気。
それを繰り返してきました。

お金が不足して不況になると、人々は経済的に貧しくなります。
将来に不安を持ちます。
すると、過激な思想に影響されやすくなる。
それが争いのもとになってきました。
暴力で世の中を変えようとする。

一方で、お金が十分にあると経済が発展し、豊かになります。
すると、人々は過激な思想には興味を示さなくなります。

人類の歴史を作っているのは、貨幣量の変化なのかもしれません。

経済的な貧しさは、争いのもと。
経済的に豊かになる、というのは幸せや平和に欠かせないことかもしれません。

歴史の事例

経済とお金の関係として、過去にどんな事例があったのか。
その一部を紹介します。

北山文化金閣寺

室町時代に建てられた、とても豪華で贅沢な建物。
豊かさの象徴ですね。
当時は日明貿易で貨幣が大量に流入
北山文化という豊かな時代でした。

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応仁の乱

豊かな時代も長くは続きませんでした。
日明貿易の停止により、貨幣の流入も停止。
貨幣不足で日本国内は大混乱に陥ります。
応仁の乱をきっかけに、戦国時代へ突入していきました。

江戸初期の東照宮

江戸時代の初期に建てられた、豪華な建物。
この頃は、金山、銀山が発見され、貨幣が増大しました。
これにより、経済発展を遂げています。
様々な伝統的な日本文化も生まれました。

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太平洋戦争

金本位制が世界のスタンダードという時代。
金の量で貨幣の量が決まっていました。
自由に貨幣をつくることができなかった。
やがて金が枯渇し、貨幣不足に陥ります。
すると経済的に低迷。
ドイツや日本では、過激思想に人々が夢中になります。
そして、世界大戦へと突入していきました。 

戦後

世界大戦の後、金本位制は廃止。
ようやく、各国が自由に貨幣を発行できるようになったのです。
そして、世界は経済的に豊かになっていきました。

経済的な豊かさを求めていくべき

歴史を振り返ると、やはり経済的に豊かな人や国が強い。
強くなければ、強国に潰されてしまう。
また、貧しいと過激な思想に振り回され、争いに突入しやすくなる。

そう考えると、経済的に豊かになる、というのは平和であるためにも必要なことだと思えてきました。
僕は、お金儲け、損得勘定は何となく悪いイメージを持っていました。

お金は無いけれど、幸せに暮らすことはできると思ってきた。
しかし、長期的に見れば、経済的に豊かでないと平和で幸せな暮らしは続かない。
これは個人にも言えることかもしれません。
経済的に困ると、つい犯罪を犯してしまうことも有り得る。

ただし、お金を独り占めしてはいけない様です。
富を独り占めすれば、周りから反発されます。
世の中全体が、経済的に豊かである必要がある。
win-winの関係構築が大切です。
江戸時代は、将軍と大名がwin-winの関係だったから平和な時代が長く続いたようですし。

「平和のために、経済的な豊かさを求めるべき」
ということです。

積極的に、経済的な豊かさを追求すべきかもしれません。
ただし、自分だけが豊かになるのではなく、それを周りに循環させることを忘れない。

お金を稼ぐチャンスがあれば、しっかり稼ぐ。
稼いだら貯め込まず、循環させていく。
それが平和や幸せにつながっていく。

本書を読み、お金への向き合い方を考えさせられました。