穏やか じゅんや

穏やかな暮らしを育むブログ。家族を大切にし、読書、手帳を使って自分を磨き、人生を楽しむ!

あなたにとって「時間」とは?

あなたにとって「時間」とは何でしょう?
新型コロナウィルス(COVID-19)の影響が広がっています。
イベントの中止、外出を控える等。
予定変更で時間を持て余す場面が増えそうですね。
こんな時こそ、「時間」について考えてみる良い機会かもしれません。

こんにちは。穏やかな暮らしを育んでいる「じゅんや」です。

今回紹介する本は
「モモ」(ミヒャエル・エンデ

モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

 

 「時間管理について学ぶなら、読んでおいた方が良い」と紹介してもらった本です。

「モモ」の内容

「モモ」は、ドイツの児童文学作品。
子供向けの本だと、バカにできません。
深く考えさせられる内容です。
大人こそ読むべき本だと思います。

主人公は、モモという女の子。
いつの間にか街に現れた「時間どろぼう」。
彼らによって人々は変わってしまう。
人々は、生きにくさを感じながら生きるようになってしまう。
それを救うため、モモは勇気を振り絞って立ち上がります。
そんな物語です。

本書は、「あなたにとって、時間とは何?」と問いかけてきます。
明確な答えは、本書には書かれていません。
自分なりに考えを巡らせ、自分なりに大切にすべきことを見つける必要があります。

以下は、僕なりに感じたことです。

何のために時間をつくるの?

「隙間時間を有効に使おう」
「短時間で終わらせるコツ」
など、時間を効率良く使おうという本はたくさんあります。
僕もそういう本から、限られた時間の中で、できるだけ多くのことをこなそうとしてきました。

「自分に与えられた時間、人生には限りがある。
だから、少しの時間も無駄にしたくない。」
そう思ってきました。
そうやって効率化を達成できた時は、嬉しいものでした。

でも、忙しく動き、効率化するのは、何のためなのだろう?
目標を達成するため?
その目標って、自分の時間を費やすほど大切なことなのだろうか?
そんなことを考えさせられました。

効率化を追求しすぎると不寛容になる

時間をムダにしたくないと過ごしていると、段々と時間がもったいないと思うようになっていきます。
自分の時間を奪うものが邪魔に思えてくる。
邪魔されたと感じ、イライラしてしまう。

本書でも、時間を奪われた大人たちは、自分のことで精一杯になっています。
そんな姿に、僕も自分がそうなっていたことに気づかされました。

仕事はお客様の役に立つためにやっています。
それは意義のあることで、一生懸命に頑張る必要はある。
仕事で成果を出して報酬をもらえないと、快適な生活だって手に入りません。

でも、それに自分の時間を費やしすぎていないだろうか?
その結果、イライラしたり、身近な人に時間を割かない状態になっていないだろうか?
そんな状態になってまで達成した目標って、本当に大切なことなのだろうか?
そういう人生って、自分や周りの人にとって、幸せなのだろうか?

時間に対して効率化を追求しすぎると、人に対して不寛容になっていく気がします。

永遠に満たされない

人は、地位や名誉、お金を手に入れ、成功したいと願うものです。
その欲望は、いつまでも満たされることはありません。
「いや、まだまだ上がある、もっと上を目指そう。」
そんな風に、終わりのない目標に邁進し続けることになりそうです。

ゲームに熱中するのと同じで、やめられなくなってしまうのでしょう。
僕も、一日中ゲームをしていたこともありました。
プレイ中は夢中だったのですが、ゲームをクリアした後、何だか虚しい気分になりました。
この膨大な時間を掛けて得たものって、何だったのかと。
ゲームは、気分転換レベルに留めるべきだと痛感しました。

生きることを味わう

効率化して時間をつくるのがダメ、という訳ではありません。
のんびり過ぎるのも、他人の時間を奪い、他人に迷惑をかけることもある。
たいした仕事もこなせず、自分の時間も持てず、1日を終えることにもなる。

でも、効率化だけでは不寛容になったり、虚しい思いをする。
「生きていることを味わう時間」が必要だと思います。
その方が、幸せになれる気がします。
それは、自分自身のためでもあり、身近な人のためでもあります。

効率化して捻出した時間は、人生を楽しむこと、生きることを味わうために使いたい。
そういうのが、豊かな人生なのだろうと思います

せっかく作り出した時間を、忙しく過ごすことに使ってしまったら、豊かな時間は手に入りません。

効率化を続けて、時間を貯めるばかりではダメ。
その貯めた時間で、人生を味わうために無駄な時間を過ごしてみる。
そういうことが必要だと思います。

「効率化する時間」と「無駄な時間」。
その快適なバランスは、人によって違うと思います。
ライフステージによっても変わってきます。
自分の体調とか日々の状況によっても変わってきます。
自分なりに、バランスを取りながら過ごしたい。

以上、「モモ」を読み、思ったことです。

最後に、僕にとって時間とは何か?
ひと言でいうと
「時間とは、貯めて使うことで活きてくるもの」
です。

本書を読み、自分の時間の使い方を考えてみてはいかがでしょうか。